旧丸正商店・新島椿堂製油所の清掃活動をしました。

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からにかけて旧丸正商店・新島椿堂製油所の清掃をしました。

今回の活動は、法政大学の学生にも協力を呼びかけたほか、新島村文化財保護審議会委員や地元の有志の方にもご協力いただき、合わせて17名で実施しました。

大正後期の丸正商店

この建物はコーガ石造2階建ての店舗兼住居で、1918(大正7)年ころの建築と言われています。外壁はコーガ石でパラペットまでを積み上げ、上端にはコーニスを回したうえでモールディングの装飾をつけた擬洋風の外観が作られていました。

ところが、の台風15号(アジア名:Faxai)の接近により、店舗部分の正面にあるガラス戸が全壊、西側に建つ平屋部分の屋根が吹き飛ぶという大きな被害を受けました。建物内部も内装がダメージを受けたり、荷物が散乱したりという状況でした。

私たちは、この歴史ある店舗建築をこのまま失ってしまうことは惜しいと考え、保存へ向けての第一歩として清掃活動をすることを決めました。

この活動は今後も継続して実施していく予定です。