
クリニックの外壁にコーガ石

駅を出て徒歩数分。住宅街へと向かう途中に、コーガ石張りの外観を持った建物がありました。
その建物は3階建てのクリニックで、屋根のすぐ下の部分までコーガ石が張られています。
コーガ石のサイズを見てみると、長さはまちまちですが、高さは約30センチメートルのものが主に使われているようです。よく見てみると、窓枠の上下には楣や窓台に見えるよう高さの低いものが、フロアとフロアの境には幕板に見えるよう高さの高いものが使われています。そしてそれらがやや手前にせり出すように張られていることで外観に変化を与えています。
コーガ石の赤みがかった淡いグレーのトーンから温かみを感じられる、そんなクリニックの建物でした。